日本人の知らない珍しい国々

珍しい国とその歴史

現在、世界には認められていないものも含めると数え切れないほど多くの国が存在していて、バチカン市国やモナコ公国のように徒歩数分で横断できるようなとても小さな国土しか持たない国もあれば、国の中にある国があったり、マルタ騎士団のように領土すらない国など、メジャーな日本に住んでいると考えられないような国がたくさんある。

国は内部で文化的、宗教的、政治的な闘争が起こって分裂したり生まれ変わったりする。例えば、ソマリランドは紛争が多いソマリアの北部が紛争を避けるようにして独立した国であるし、インドのように宗教と文化摩擦によって1つの国が3つの国に分かれることもある。また、戦時に長いあいだ占領されて植民地になっていたところが独立して国になったり、バミューダ諸島やプエルトリコのように植民地のまま国のような特殊な地域になっているところもある。

中には、ザンジバルのように全く別の二国がひとつになって生まれたり、アンドラ王国のように2つの国が一つの国を治めているところまである。このように国によって様々な形があるのは、現存する国が自国と他国を取り巻くさまざまな歴史的な経緯を経ているからである。一方で、大東諸島や北ボルネオ会社領などの会社統治領や、アパルトヘイトを進めたローデシアように、社会の情勢に反する国は時代の流れとともに消滅していく。多くの国の歴史が現在も動き続けており、私たちの知らないところで国が減ったり増えたりしている。

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